金
24
7月
2015
デスクトップパソコンは基本的に持ち運びをしない机の上(あるいは下)に置くようなパソコンを指します。
一口にデスクトップと言ってもその形や大きさは様々で、選ぶのに悩んでしまうことでしょう。
横置きタイプのものやタワー型、TVも見られる一体型など、その形状はいろいろです。自作パソコンのコーナーに行けば沢山の筐体が並んでいます。
大きな筐体のものはほとんどが自作パソコン向けで、マザーボードや電源など自分で選んで組み立てるようなものが多いですし、メーカー製のものは大型というよりもミドルタイプからスリムタイプの物が多く、内部部品も独自の場合があります。
タワー型などのデスクトップパソコンの場合は、モニターが価格に含まれていない場合が多いので購入時には注意をしましょう。(キーボードやマウスは付属している場合がほとんどです)
続きを見る
他にはTVを見るような大型のモニター一体型のタイプは、本体がモニタと一緒になっているので場所を取らないメリットが有ります。
省スペースで大画面とメリットでもありますが、本体とモニタが一体ということはどちらが壊れても使用できなくなってしまう点や、修理代金が高いなどのデメリットが有ることも忘れてはいけません。
その他、本体リモコンが付属しているので、TVと同じように操作ができる点もメリットではありますが、TVだけの使用になってしまう方もいるようです。(笑
デスクトップパソコンは基本的に内部にバッテリーを持たないので電源につなげて使います。ノートパソコンのようにバッテリーがないので急な停電には対応できませんので、その場合は無停電電源装置などを付ける必要があります。
本体の大きさによりますが、特に大型のタワー型は、内部に余裕があり沢山のHDDや大きな電源を搭載することもできますし、強力なグラフィックボードも取り付けることができます。
そのため、画像処理や映像処理をするためのパーツを取り付けることができるので、グラフィックや3Dなどの処理に向いた高性能なCPUを搭載して使うような人に向いています。
3Dでグリグリとゲームをやるような方もこのようなパソコンを使う方が多いようです。最近ではノートパソコンでも高性能なものが出てきましたが、高性能な機器は発熱量もすごいため、エアフロー上有利なデスクトップパソコンの方が向いていると言えます。
性能はそれほど高くなくても良いという方には省スペースのタイプも有り小型のデスクトップやスリムタイプのものもあります。
当然大型のものよりは搭載できるスペースが少ないですし、電源の容量も小さくなるのであまり沢山の機器を載せられないということもあります。
利点としてはノートパソコンよりは分解しやすい場合が多く、メモリやハードディスクの載せ替えなども可能です。
少し前まではパーツの価格もノートパソコンのものよりも安い場合が多く、購入しやすい点もありましたが、最近ではノートパソコンも安価になってきたためにそれほど差はなくなってきたようです。
その他、メーカー独自でTV一体型や丸い形状のものなど様々なものが発売されてきましたが、最近はノートパソコンがメインになってきたために、それほど画期的なものが出てこなくなってしまいました。少しさみしいですね。
SONYといえばデザイン的にも優れたPCを送り出してきました。
中でも珍しいのはこの丸型のPC「VGX-TP1」でしょう。
まるで掃除機のルンバにも見えるような形はTVサイドPCとして売りだされました。
HDMIケーブルでTVとつないで使うという先進的なリビングパソコンです。
もう一つは、SHARPのX68000というツインタワーPCです。
WindowsPCではないものの当時はパソコンマニア憧れのスペック&デザインでした。
スタイリッシュなこのデザインは今でも愛好者がいるくらいです。マンハッタンシェイプと呼ばれたこのデザインを再び現在に蘇らせようという動きがあります。
Mini-ITXの筐体として現在プロジェクトが進行中のようです。