基本情報
開発元・国: Mistral AI (フランス)
URL:
公式サイトへ
分類
大分類: AIモデル開発企業
(※AIサービスではありません)
モデルの専門分野: 言語, コード
モデルの規模・公開性: フロンティアモデル,
オープンソースモデル
料金体系
概要: API経由の従量課金 / オープンソース
無料プラン:
AIアシスタント「Le
Chat」は、現在無料でウェブサイトやアプリから直接利用できます。
有料プラン:
Proプラン(月額$14.99)やTeamプラン(月額$24.99)があり、La
Plateforme (API)では利用量に応じた従量課金となります。
課金単位: API利用量
利用情報
登録方法:
無料のチャット機能「Le
Chat」の利用時は登録不要です。API利用などでログインが必要な場合は、Google,
Microsoft, Apple, Eメールが使用できます。
主な利用者層:
一般ユーザー, 開発者, 研究者, 企業
機能・特徴
インプット→アウトプット: テキスト →
テキスト/コード
得意なこと:
高性能なオープンソースモデル(Mixtralシリーズ)と最先端の商用モデル(Mistral
Large)の両方を開発しています。MoE(Mixture of
Experts)技術による高い効率性と、ヨーロッパ言語を中心とした多言語対応に強みを持ちます。
2024年11月1日までの一般知識に基づく情報提供、Web検索、文章の作成・編集、スケジュール管理、プログラミング支援、画像・ファイルの解析などが可能です(画像生成はできません)。
利用可能な主要モデル:
-
Mistral Large:
最高性能のフラッグシップモデル。
-
Mistral Small:
速度とコストのバランスが良いモデル。
-
Mixtral 8x22B / 8x7B:
高性能なオープンソースのMoEモデル。
-
Codestral:
コーディング特化のオープンソースモデル。
備考
OpenAIの強力な競合として急速に存在感を増しているフランスのAIスタートアップです。Microsoftなどから大型の資金調達を受けています。
Mistral AIの技術は、主に以下の3つの方法で利用できます。
1. Webチャット (Le Chat):
誰でもすぐに使える対話AIサービスです。
2. API (La Plateforme):
開発者が自身のアプリにMistralのモデルを組み込むためのサービスです。
3. オープンソースモデル:
誰でもダウンロードしてローカル環境で自由に実行・改造できるモデルです。
2025年8月現在、Mistral Large
2は、総合的な性能でOpenAIのGPT-4oやMetaのLlama
3.1と並ぶトップクラスの大規模言語モデルとして位置づけられています。
【分類について】この項目ではMistral
AIという企業を紹介しているため、「AIモデル開発企業」と分類しています。同社は、ユーザーが直接利用できるAIチャット「Le
Chat」(AIアプリケーション)や、開発者が利用するAIモデル「Mistral
Large」などを提供しており、その立ち位置はOpenAIやGoogleなどに相当します。